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正しい馬券のハズし方

馬券をハズし続けて幾星霜。この歳になって他人に誇れるもの馬券のハズし方のみ。ならば、そいつを全て晒してやるぅ!待ってろ、週末ぅ‼︎

平成5年皐月賞

  この年のクラシック戦線は二頭を中心に展開した。ウイニングチケットビワハヤヒデだ。好時計で弥生賞を制したウイニングチケット。若葉Sを楽勝してイマイチくんから脱したに見えたビワハヤヒデ。二強の評価のまま皐月賞の朝は明けた。

  この日私は場外でマークシートに記入しながら、ふと競馬新聞に目をとめた。ウイニングチケット弥生賞の時計はすばらしい。しかし、そのウイニングチケットに中山の短い直線だけで2馬身に迫ったナリタタイシン。2馬身に詰めたとするか2馬身も離されたとするかは主観の問題だが、引っかかるものがあった。今度はビワハヤヒデなど別路線組にもマークされて弥生賞の再現は難しいウイニングチケット。それでも勝つ程強いのか。イヤな予感がした。

  私的にはダービーはウイニングチケットと決めていたので、二冠馬となる程強いのかと疑問が湧いてきた。岡部ビワハヤヒデはそんなに甘くないだろう。ガシガシ行った二強を後方からゴール寸前差し切る。そんなシーンが頭をよぎった。

  しかし、そんな予感を吹き飛ばす程ウイニングチケット弥生賞は強く2馬身差は決定的に思えた。

  後は言わなくてもお分かりだろう。直前の予感そのままにナリタタイシンが差し切った。私は、ウイニングチケットビワハヤヒデ馬連を大量購入していたので、場外で茫然自失だった。よくあの後一ヶ月暮らせたものだと思う。